(利息制限法による引き直しで借金額大幅減!将来利息もカット!)
当事例のポイント
- 総返済額は再計算により大幅減
- これからの利息はカット
- 分割払いで余裕を持って返済
25才男性 サラリーマン Kさん 独身
借入先 | 取引年数 | 相談前の借金額 | 当事務所へ依頼後・・・ |
相談後の借金額 | |||
消費者金融A社 | 2年2ヶ月 | 19.2万円 | 13.3万円 |
消費者金融B社 | 3年8ヶ月 | 27.5万円 | 15.7万円 |
消費者金融C社 | 5年1ヶ月 | 49.8万円 | 3.2万円 |
合計 | − | 96.5万円 | 32.2万円 |
かねてよりパチンコが好きで良く行っていたKさん、自身の支払える範囲内で遊んでいたのですが、そのうちに消費者金融よりお金を借りて遊ぶようになりました。
最初のうちは、なんとか給料の範囲内で支払える額でしたが、徐々に借入額が増え始め、返済が追いつかなくなりました。 当事務所にご相談頂いた時には、借入総額が既に100万円弱、月々の返済額は約6万円で、Kさんの収入から考えると、とても支払える額ではありませんでした。
Kさんの話をお聞きすると・・・
- 借入先がすべて消費者金融であり、法定利息を超えたな利息を取られていた為、払いすぎた利息を元本に充当すれば、総借金額が減額になる事
- Kさんは現在サラリーマンであり定期的な収入が見込める為、月々の返済額が減額されれば十分支払っていける事
- Kさんはまだ若いので、今後も仕事は続けて行けうそな事
上記、1〜3を踏まえて任意整理の方針をたてました。
返済総額 96.5万円 → 32.2万円
月返済額 6万円 → 1万円
上記、表のとおり、96.5万円あった借金が、任意整理をする事により、32.3万円まで減額されました。
当職と各消費者金融との交渉により、支払額も月5.7万円の支払いがあったものが、3年(36回)の分割払いで今後の利息もカットとなり、月1万円ほどになり、余裕をもった返済が出来るようになりました。
現在、Kさんは、上記借金を繰り上げして一括返済できるように、頑張って仕事をされています。
(取り戻した過払い金で残った借金をすべて返済!)
当事例のポイント
- 総返済額は再計算により大幅減
- 再計算の結果、多額の過払い金を取戻し
- 過払金で減額後の借金を完済
36才男性 サラリーマン Sさん 妻、子供1名
借入先 | 取引年数 |
相談前の 借金額 |
当事務所へ依頼後・・・ | |
相談後の借金額 | 過払い金の返還額 | |||
消費者金融A社 | 2年2ヶ月 | 29.8万円 | 23.2万円 | − |
消費者金融B社 | 3年5ヶ月 | 48.9万円 | 27.0万円 | − |
消費者金融C社 | 5年5ヶ月 | 49.3万円 | 3.3万円 | − |
消費者金融D社 | 7年1ヶ月 | 47.8万円 | 0円 | 36.4万円 |
消費者金融E社 | 9年7ヶ月 | 47.9万円 | 0円 | 137.0万円 |
カード会社F社 | 10年8ヵ月 | 89.4万円 | 0円 | 123.5万円 |
合計 | − | 313.1万円 | 53.5万円 | 296.9万円 |
Sさんは、明るい性格で友達も多く、友人から誘われるままに、飲み会やゴルフ、テニスなどなんでも顔を出していました。しかし、お金が続かず、消費者金融から借入をするようになりました。最初は、ボーナスが出たときにまとまったお金を返済していましたが、申し込めばすぐに貸してくれるという気軽さから、借入が少しずつ増えていき、それに伴い返済額も増えていきました。
借入先が枠いっぱいまでなると、また別の会社で借入をするという形を繰り返し、徐々に返済のための借入れを繰り返すようになりました。利息が高く、いくら返済しても元金がまったく減らなかった為、このままではいつか返済が行き詰ると悩んでいた時、当事務所を知り相談されました。
Sさんの話をお聞きすると・・・
- 取引期間が長い借入先(DEF社)があり、法定利息を超えている為、過払い金が発 生している可能性が高い
- AB社については取引期間が短いものの、借入額が少なく、上記1より過払い金を取 り戻し、その分で支払うことができそう
- C社については、取引期間が5年程あり、借金が0近くになっているか少しの過払い金 が発生しているだろう
上記、1〜3を踏まえて、任意整理にて解決する方針を立てました。
相談前の借入額313.1万円→相談後の借入額53.5万円
取り戻した過払い金296.9万円より53.5万円を一括返済
結果 243.4万円を回収
当初の方針とおり、ABC社については借金がいくらか残りましたが、EFG社については、多額の過払い金が返って来ました。そこで、残った借金につき、利息制限法に引き直した後の金額を一括して支払い、借金はすべてなくなりました。そして、243.4万円もの過払い金がSさんの手元に残りました。
(完済後に払いすぎた利息が返還!)
当事例のポイント
- 完済後でも10年以内なら請求が可能 ※1
- 取引の明細書等がなくても、過払い請求手続きは可能 ※2
- 再計算の結果、多額の過払い金を取戻し
※1 |
完済が10年以内なら、それ以前の全取引について払いすぎ分の取戻しが可能→ 過払金のQ&A参照 |
※2 | 当事務所より借入各社へ取引経緯の開示を請求することにより、各社より取引履歴が開示されます。 |
58才男性 Nさん
借入先 | 取引年数 |
相談前の 借金額 |
当事務所へ依頼後・・・ | |
相談後の借金額 | 過払い金の返還額 | |||
消費者金融A社 | 5年 | 0円(完済)※ | 0円 | 56万円 |
消費者金融B社 | 5年 | 0円(完済) | 0円 | 48万円 |
消費者金融C社 | 9年 | 0円(完済) | 0円 | 102万円 |
カード会社D社 | 12年 | 0円(完済) | 0円 | 136万円 |
合計 | − | 0円 | 0円 | 206万円 |
※消費者金融A社については、完済後9年経過
|
Nさんは、営業の仕事をしており、接待が多かった為、会社に請求できない分については、自腹を切って支払いをすることが度々ありました。また、役職が上になるにつれ後輩に奢ることも多くなり、足りない分に関しては借入により補っていました。
結果、返済が苦しくなり、奥さんに隠していたのもバレてしまい、家計より今まで貯めていた貯金で4年前に一括返済をされました。 その後、利息の払いすぎの返還請求が出来る事を知り、ずいぶん迷われたそうですが、思い切って、当事務所にお電話頂きました。
Nさんの話をお聞きすると・・・
- BCD社については、6年前にすべて完済している。
- 「その他、完済したところは無いですか?」と尋ねると、A社については、10年以上前に完済した記憶があるとの事
- 契約書等は完済した時に破棄してしまっている。
上記、1〜3を踏まえて、ABCD社につき取引履歴の開示を求めました。
1ヶ月くらいすると、各社より取引履歴が返送されました。その結果、A社については9年前に完済している事が分かりました。完済後10年以内なので206万円もの過払い金を回収することが出来ました。
0円→金206万円の過払い金回収
Nさんは、A社についてずいぶん前に完済した記憶があり、取り戻しが出来ないと思い込まれていました。結果、多額の返金があり、大変喜んでおられました。
(多額の借金を0にして人生における新たなスタート!)
当事例のポイント
- 免責され借金がゼロに
- 人生の新たなスタート
45才男性 サラリーマン Yさん 妻、子供1名
Yさんは、以前お母さんが入院された時、多額の治療費が必要であった為、300万円の借金がありましたが、仕事もしていた為、なんとか返済をしておりました。 しかしその折りに、勤めていた会社の景気が徐々に悪くなり、経営不振を理由にリストラされてしましました。
なんとか返済しなくてはという気持ちだけが先走り、再就職できれば返済もできるだろうと考え、新たな借り入れし、それを返済に充てていましたが、なかなか就職先も見つからず、借入は雪だるま式に増え、相談を受けた時には既に500万円以上の借入があり、月々の返済額も13万円となっていました。
Yさんの話をお聞きすると・・・
- 破産は、今後の生活に何か影響がありそうで不安である。
- 今後の就職先はなかなか見つかりそうにない。
- 新しいスタートを切りたい。
上記、1〜3を踏まえて、いろいろと話し合いを繰り返し破産手続を選択しました。
借入額 500万円 → 0円
月返済額 13万円 → 0円
Yさんは、破産手続きを選択するにつき、ずいぶん悩まれていましたが、メリットデメリット等を説明し、今後新しいスタートを切りたいという一心で決断されました。裁判所に破産手続きを申立し、今までの経緯をすべて明らかにした上で、無事、免責決定が出されました。Yさんは、現在、パート社員としてお仕事が決まり、安定した生活を送られています。
(マイホームを維持しながらその他の借金を減額!)
ポイント
- 住宅ローンを除いた借金が、5分の1に
- マイホームは維持したままで手続き
- 住宅ローンは従来通りの支払い
52才男性 サラリーマン Iさん 妻、子供2名
Iさんは、20年前の結婚を機にマイホームを購入され幸せに生活されていました。
住宅ローン以外の借入については、急な出費が必要な時や趣味である競馬の為のものでしたが、これについても計画を立てて十分返済できる範囲内での借入でした。
しかし、8年ほど前より勤めていた会社の景気が悪くなり、少しずつ給料が減額され、返済が苦しくなってきました。マイホームを守りたいという気持ちもあり、返済の為の借入れを繰り返すようになりましたが、その返済も行き詰まり、当事務所へ相談に来られました。
借入総額 1920万円 月返済額 23万円
住宅ローン以外の残債 550万円 月返済額 15万円
住宅ローン残債 1370万円 月返済額 8万円
Iさんの話をお聞きすると・・・
- 1 奥さんがパートに出るため、今後いくらか収入は増えそう
- 2 マイホームは維持しておきたい
- 3 月々の支払いについては減額されればなんとか支払えそう
(今までの住宅ローン+αは支払えそう)
上記、1〜3を踏まえて、いろいろと話し合いを繰り返し破産手続を選択しました。
相談前 | 相談後 | ||||
借入額 | 月返済額 | 借入額 | 月返済額 | ||
総借入額 | 1,920万円 | 23万円 | 1,480万円 | 11.1万円 | |
内訳 |
住宅ローン 以外の債権 |
550万円 | 15万円 | 110万円 | 3.1万円 |
住宅ローン債権 | 1,370万円 | 8万円 | 1,370万円 | 8万円 | |
住宅ローンについては、通常通りお支払いを継続
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裁判所に個人再生手続の申立をし、無事に同手続が認可され、上記のように、住宅ローンの返済はそのままの状態で、それ以外の借入総額を5分の1とし、月々の返済額は11.1万円にまで減額することが出来ました。3年経てば住宅ローン以外の借金はすべて終了するということで、それに向けて元気に頑張っておられます。